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東北雪崩講習会

毎年参加している東北雪崩講習会
鈴木講師(ビーコンコース)や事務局が山岳会の仲間なので、今年からスタッフで参加することになりました。

前日、たっぷり絞られてレクチャーを受けていよいよ講習会当日。
ワタシは雪質観察・弱層テストコースで小関講師のお手伝い・・、スタッフというよりほとんど受講生状態でしたが(汗)。

講習はまず、積雪断面観察から始まります。
受講生が力を合わせ掘り出した断面で、雪面から地面までの積雪状態を観察。
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雪温は10cm毎に観測。
雪面は外気温に近い温度を示しますが、地面に近づくにつれ0℃に近くなります(温度勾配)。
続いて層毎の雪質観察。
刷毛を使うと、雪の層がはっきり浮き出てきます。
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層毎の雪の結晶をルーペで観察。
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こんな感じで結果を記録し、受講生に断面観察シートを作成してもらう予定でしたが、雪で紙が濡れるためスタッフが代表で記録。
後日、このような(↓)シートをみなさんに送付します。
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次にルッチェブロックテスト。
こんな便利な道具があるんですね(ルッチェブロックコードで背面を切断)。
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スキーで飛んでも崩れず、つぼ足でジャンプ。
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結局スクラムジャンプで不完全ながらやっと崩れました。
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破断面はルッチェブロックコードで切断した面。
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ここまでは全体講習でしたが、以降は班毎の講習。
まず、おなじみ(?)シャベルコンプレッションテスト。
ワタシの班は初心者だけなので、スノーソーでの切り出し方から指導。
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講師の実演では60cmほどできれいに崩れました。
従来の判断基準(CTV~CTN)に加え、最近は滑り面の観察も行い、総合的に評価するとのこと。
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このあと受講生に一人ずつやってもらいましたが、面白い結果となりました。
20mほどの幅で展開しテストしたら、左端はCTN(剪断しない)だったのに、右端はCTV(切り出してる最中に剪断)。
こんな近くでも、少しの地形の違いでまったく異なる結果となりました。

昼食後、雪庇断面観察。
今日はもう、何度雪を掘ったことでしょう。
でもV字コンベアベルトが板についてきましたね。
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いつも使う場所ですが、今年はあまり風が吹かなかったのか、雪の層が巻いてません。
例年なら、巻いた雪の中に空洞まで観察できるようですが。
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観察用に2箇所掘り出したので、それを利用しスクラムジャンプテスト。
でも雪の層が期待ほど立ってないため、残念ながらくずれませんでした。

音を消して見ると、すこし笑えます。

最後に選択講習でビーコン捜索訓練を行い、これで終了!
・・と思ったら、受講生から埋没体験のリクエスト。
全身を埋めるにはトランシーバーやゾンデなどの準備が必要なので、今日は頭を出す「簡易式」でがまんしてもらいました。
でも、これでも胸が圧迫され息苦しくなります。
体は動かないし、だんだん冷えてくるしで、埋没の恐怖は十分体験できます。
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盛りだくさんのカリキュラムをこなし、最後のミーティング終えたのは3時半過ぎ。
疲れました・・。
でも、ワタシの班の方は、
「いい雪なので、裏の山をハイクアップして一本滑ってきます!」
ほんとにパウダーが好きなんですね。
受講生のみなさん、とても熱心で元気な人たちでした。
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by yossy1904 | 2012-02-26 21:28 | テレマークスキー | Comments(12)

20120222_八幡平

鹿角の実家へ雪下ろしに行ったついでに2週間前の忘れ物、スキーとストックを回収するため後生掛温泉へ。
せっかく八幡平に来たし・・、天気は快晴無風だし・・、あれ?車に山道具一式入ってる!
雪下ろしはまだ途中だけど、ちょっとだけ登ってみましょうかね。

秋田八幡平スキー場に車を止めると、スノーシューのパーティが登っていきます。
平日だというのに好きですねー(あ、ワタシもか!)。

このスキー場は平日、お休みです。
ゲレンデの真ん中を登ればいいようなものですが、つい端っこへ・・。
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ゲレンデトップでソロのスキーヤーとスライド。
もうに山頂まで行ってきたそうです。
ありがたくトレースを使わせていただきます。
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後ろを振り返ると焼山が。
つい2週間前のルートを探してしまいます。
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最初の急斜面を登りきると、あとは緩い斜面が山頂まで続きます。
途中から樹氷の回廊へ。
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モンスターたち。
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テレビ局でしょうか。
上空でヘリコプターが旋回してます。
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山頂に出ると、樹氷の向こうに岩手山が・・。
これが見たかったー。
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山頂からいったん1604mピークに戻り、ここでシールを外します。
パウダーランといきたいところですが、八幡平の山頂付近は傾斜が緩く、登りのトレースを外すと止まってしまいます。
スキー場まで下り、旧リフト下でやっとパウダーをたのしみました。


*最初はスライドショー、後半から動画が始まります。

いつものように、記録はヤマレコで↓↓
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-171062.html
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by yossy1904 | 2012-02-22 20:08 | テレマークスキー | Comments(14)

ヤマレコの3D地図

岩手八幡平のGPSトラックをヤマレコの3D地図で表示させてみました。
この地域は冬の衛星写真なので、雰囲気がよく表現されてまねー。
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ところで後生掛温泉で車をUターンさせるため切り返しを行ってたところ、雪の壁にバックで突っ込んでしまいました。
後ろが妙に明るいのでよく見たら・・、リアガラスが粉々に砕け散ってました(泣)。
車に積んでいたプラダンとガムテープで応急補修、なんとか仙台に帰還しましたが、欲しかったあの板+ビンディングほどの諭吉さんが飛んでいきました(号泣)。

車はきのう修理工場から帰ってきましたが、中にスキーがありません。
ごたごたの中、温泉宿に忘れてきたようです。

情けないです・・、板を忘れてきたことも・・、それを1週間気づかなかったことも・・。

(YGさんゴメン、そんなわけで明日の不忘山はドタキャンです)
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by yossy1904 | 2012-02-18 22:02 | テレマークスキー | Comments(13)

20120211_12 八幡平

数年前からkitchanさんと始めた八幡平パウダーツアーですが、極上の粉雪と温泉が人気を呼び次第に参加者が増えてきました。
今回は山岳会のメンバーを中心に10名ででかけましたが、スノーシューの参加者もありいつもとは趣の違うツアーとなりました。

2月11日(土) 岩手八幡平

当たればドライパウダーを期待できる岩手八幡平エリアですが、今年は雪の状況が厳しそう・・。
最近、スキー場跡で雪崩も発生してるらしい。
この日、茶臼へ向かう筈だったガイドツアーが下倉~中倉に転進したと聞き一瞬迷いましたが、ピットチェックを行いゴーサイン(注)。

雪崩情報のあったスキー場跡は、10m程度の間隔を空けて登ります。
でも、だんだん間隔が詰まってくるんですよねー。
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最初は青空も見える天候でしたが、登るにつれ正面からの季節風が強くなってきました。
初心者やスノーシューの参加者も居るので、ツアーコースに出たところでUターン。
大黒森を経由しスキー場を下ることにしました。
ゲレンデ跡はすでにリフトが撤去され、自然に還りつつあります。
少しウインドパックされた雪は滑りやすく、気持ちのよいパウダーランを楽しみました。

SKI NOW ’12 ??


ルート図
緑は予定ルート、赤は実際のルート(点線が登り、実線が滑降)
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注:近くでルッチブロックテストを行った方によれば、50cmほどに弱層があったそうです。

2月12日(日) 秋田八幡平(焼山方面)

前夜は定番、後生掛温泉自炊部で過ごしました。
ご存知のように(?)焼山方面の登山口は宿の渡り廊下にあります。
外に出るといきなりの激ラッセル。
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実は前日、別のパーティが9合目までトレースを付けてくれたので、とても楽でした。
国見台直下でコンプレッションテストをすると、20cmほどに弱層が認められました(CTE)。
ここも間隔を空け、慎重に登ります。
途中、上を見上げると惚れ惚れするようなパウダー斜面・・。
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この日の目標は栂森まででしたが、次第に風雪が強くなり国見台で撤退。
せめて山頂からドロップと思いましたが、10mほど滑ったところで初心者には危険と判断。
浅いとはいえ弱層があるので、ここは転ばずすばやく下りたいところ・・。
残念ですが、山頂に引き返し登りトレースを下ることに。。

でも・・

いい雪でしたよ・・

腰パウだし・・

山頂直下。

ルート図
緑は予定ルート、赤は実際のルート
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記録はヤマレコで↓
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-169219.html
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-169378.html
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by yossy1904 | 2012-02-16 23:13 | テレマークスキー | Comments(12)

アルペン転向?

アルペンの板を買いました。
フォルクルのロッカー仕様。
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えっ、ずいぶん短いって?
はい、妻のです。
アルペン転向なんか、しませんよ~!

妻は20数年ぶりのスキー復帰。
しかし、道具の進化はすごいですね。
かつてはボーゲンしかできない人だったのに、今日は1時間ほどでパラレルらしき形になってきました。
しかも小回りターンまで。

ワタシもニューアイテム投入。
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写真中央、ガルモントのエクスカーション。
今使ってるT2は7年目、そろそろ加水分解が怖い・・。
去年購入したクリスピはどうしても使いこなせず、ツアーには持っていけない・・。
(アドバイスいただいたミドポンさんKOH師匠、ゴメンナサイ)

感想は、まず軽い!
そして歩きやすい!
今日は靴にあわせ、板も軽量のsummit8611を使いました。
そのせいもあり、滑り始めても軽い!
蛇腹の曲がりも自然で、T2と較べた違和感はあまりありません。
ただ剛性は低く、時々コントロールを失って痛い目にあいました(アイスバーンだったので・・)。
この靴では、あまりスピードを出す気にはなれませんね。
テレマークの原点である、不安定さを楽しむ靴だと思います。

次回はワールドピステとの組み合わせを試してみます。
その後、ツアー投入でしょうか。
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by yossy1904 | 2012-02-08 23:15 | テレマークスキー | Comments(14)