南会津キノコ旅
2012年 11月 04日
場所は南会津の某東北百名山・某沢。
仲間たちと長年歩き回って開拓した場所らしいので、情報公開はここまでにさせてください。
現地で弟の仲間2人と合流し、沢登り装備で入渓。
昨夜降った雪がところどころに残り、水も冷たい。
極力水は避けて、左岸の踏み跡を辿ります。
霙模様の天気だが、紅葉は鮮やか。
踏み跡があるぐらいだから下流部は人も多く入ってるようで、なかなかキノコは見つかりません。
たまにあっても、幼菌ばかり。
しょうがないので、キノコの代わりにこんな写真でも。。
やっと見つけたナメコ。
2年ぶりの出会いに感激!
沢を遡行するうち、次第に雪が深くなってきました。
キノコも雪の下で見つけるのは大変・・、残念ですが途中撤退となりました。
途中、尾根を越え隣の沢に出てすこしばかりナメコ、ムキタケを追加。
・・と、簡単に書きましたが、弟の仲間達は猿か熊のようでついて行くのが大変。
写真を撮る余裕もありませんでした。
夜は収穫したムキタケと、納豆を加えたキムチ鍋、これが絶品!
キノコ談義に花を咲かせながら、日付が変わるまで宴会は続きました。
翌朝(日曜)は快晴。
でも明け方まで降り続いた雨で、服は濡れたまま・・。
キノコ取りにいく気力が出ません。
誰からとも無く「風呂でも行くか~」の声。
向かったのは湯の花温泉。
200円の共同浴場に浸かり、風呂上りに能舞台まで散歩。
きれいな影ができていたので振り返ると、木漏れ日がまぶしい・・。
お風呂のあとは、伊勢屋さんで新蕎麦。
裁ちそばと呼ばれる独特の蕎麦は、あっさりしてますが食感が抜群。
美味しかった~!
今回のキノコ旅は収穫が少なかったので、ちょっと寄り道。
昨夜食べたキムチ鍋が絶品だったので、ムキタケ(もちろん天然)を買いました。
ところでこれ、何だと思います?
このキノコ屋さんに持ち込まれ没収されたベニテングタケ。
もちろん売り物ではありませんが、一説によると毒は弱くとても美味しいとか。
大根おろしを添えて食べたいっす。
納豆を加えたキムチ鍋・・・う~む、であります。
そうですね、いかにもナメコらしい・・。
でも鍋物にはもう少し傘の開いたナメコもほしいのです。
このあたりはもう少し先のようです。
ところで納豆入りのキムチ鍋、ぜひお試しください。
テントの写真、うっすらと人影が見えるのが面白いと思いました。
紅葉の発色ですが、Picasaの「サチュレーション」で破綻する寸前まで彩度をあげてます。まぁ、ズルしてる訳です(^_^;)
すばらしく贅沢な山歩きですねぇ。
今回のカメラはCANON PowerShot S90です。
普段は仕事用(=現場写真用)に使ってますが、暗所に強いのでキノコ撮影にどうかと思い持って行きました。
しかしmoronoさん、さすがに鋭いですねー。
ちょうど寒波が来ていたので「来週が良さそうだね」と話しながら帰りました。
やはり・・、って感じですね。
場所ははっきり書かなくても、会津地方はどこでもキノコが採れそうな印象があります。